【病気・予防】ノロウイルス感染症とロタウイルス感染症の違いって?感染したらどうしたらいいの?

スポンサーリンク
ノロウイルスロタウイルス-にじいろランドnote園 せいかつ
主に冬になると増えてくるノロウイルス感染症ロタウイルス感染症
今回はこの2つの感染症の違いとかかってしまった時の対処法について教えます。
ノロウイルスは小さい子ども達だけではなく、体力のある大人でもかかってしまうと辛い感染症。
もしかかってしまったら、ノロウイルス感染症ロタウイルス感染症の特徴をしっかりと知った上で対処することが大切です。
しっかり覚えておきましょう☆

ノロウイルス感染症とロタウイルス感染症の違いって?

ノロウイルス感染症ロタウイルス感染症も寒い時期になるとよく聞く感染症ですよね。
両方ともウイルスに感染することで急性胃腸炎を起こします
症状も似ており、子どものうちは病院にかかるまでどちらか判断できない場合も。
ノロウイルスロタウイルスも同じノンエンベロープウイルスと言われるもので、アルコール消毒液や熱の耐性が強く、少量のウイルスでも感染力が高いのが特徴です。
ロタウイルス生後6ヶ月〜2歳の乳幼児に多く見られ、5歳までには大半の子どもがかかると言われています。
治った後の免疫は不完全で再感染することもありますが、2度目以降の感染は重症にならないことがほとんどです。
それに対しノロウイルスは長期免疫が成立しないため何度も繰り返し感染する可能性があります。
そのため子どもに限らず大人や老人でも感染し、2度目以降でも重症化します。

ノンエンベロープウイルスってどんなウイルス?

ウイルスは脂肪・タンパク質・糖タンパク質からできている膜(エンベロープ)のあるものとないものに分かれます。
エンベロープウイルスにはインフルエンザウイルスや麻疹ウイルスなどがあり、その膜は脂質に作用するもので壊れやすく、ウイルスも失活します。
そのため、脂質に作用するアルコール消毒や煮沸消毒などの熱消毒がエンベロープウイルスには有効です。
さらにエンベロープウイルスは胃酸や腸管の胆汁酸にも弱いので、食中毒などの原因になるウイルスではありません。
ですが、その膜を持っていないウイルスも存在します。
それがノンエンベロープウイルスと言われるウイルスです。
主に、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス・ポリオウイルスなどがあります。
通常のアルコール消毒では殺菌効果が期待できませんが、アルコール消毒剤の有効成分であるエタノールのpHを酸性あるいはアルカリ性にすることでノンエンベロープウイルスにも高い殺菌効果が出ると言われています。
最近ではpHを酸性にした酸性アルコール消毒剤などがノロウイルス対策として薬局などでも販売されています。
[adcode]

子どもに多いロタウイルス感染症について知っておこう

腹痛-にじいろランドnote園

ロタウイルス感染症は、2〜3月にかけて最も多く発生しています。
ロタウイルスの潜伏期間は1~3日で、激しい下痢や嘔吐のほか、発熱することもあります。
乳児をはじめ、子どもに多いこともあり、下痢や嘔吐の症状が激しいケースが多く、小児急性胃腸炎で入院する原因の約5割を占めていると言われています。
先ほど記載した通り、治った後の免疫は不完全で再感染することもありますが、2度目以降の感染は重症にならないことがほとんどです。
そのため、大人も感染する場合がありますが、症状が出なかったり、重症化することはほとんどありません。

ロタウイルス感染症の症状って?

ロタウイルス感染症の主な症状は激しい下痢や嘔吐のほか、39℃以上の発熱です。
ノロウイルス感染症も発熱しますが、37~38℃程度の発熱がほとんどですので、39℃以上の発熱の場合はロタウイルス感染症の可能性が高いです。
大量に水様性の下痢便が出ることから脱水症状を起こしてしまう場合があります。
また、便の色が白色になることもあります。
発症後、2〜7日程度で症状が治まっていくケースが多いです。

ロタウイルス感染症になってしまった時の対処法

ロタウイルス感染症の場合は大量に水溶性の下痢便がでることから脱水症状を起こしやすくなっています
吐き気がひどい間は水分補給をしようとしても吐き戻してしまうことが多いので、吐き気が治まったのを見計らって、少しずつ水や経口補水液などで水分補給を行いましょう。
ジュースや乳飲料は再び吐き気を誘発してしまう場合がありますので注意してください。
脱水症状がひどく、経口からの水分補給が難しい場合には、病院で点滴を受けたり、入院が必要となる場合があります。

[adcode]

大人も子どもも要注意!ノロウイルス感染症について知っておこう

胃腸炎-にじいろランドnote園

ノロウイルス感染症は、12〜2月といった冬場に多く見られますが、季節関係なく年間を通して発生しています。
ノロウイルスは人の腸管内のみで増殖し、潜伏期間は12〜48時間ですが、乾燥や熱にも強く、自然環境下でも長期間生存が可能です。
また、感染力が非常に強く、少量のウイルスでも感染・発症するため、集団感染の事例も多く報告されています。

ノロウイルス感染症の症状って?

ノロウイルス感染症の主な症状は突然の強烈な下痢や嘔吐、37~38℃程度の発熱、筋肉痛、頭痛などです。
重度の場合、水様性の下痢便が1日に十数回も出ることから、脱水症状を起こしてしまう場合があります。
発症後、1~2日程度で症状が治まっていくケースが多いです。
怖いのは不顕性感染と言って、ノロウイルスに感染していても症状が出ないまま便中にウイルスを排出することがあります。
自分は無症状でも周りでノロウイルス感染者が出た場合は感染している可能性があるため、調理をする際などは特に注意が必要です。

ノロウイルス感染症になってしまった時の対処法

ノロウイルス感染症の場合もロタウイルス感染症と同様に、大量に水溶性の下痢便がでることから脱水症状を起こしやすくなっています
吐き気がひどい間は水分補給をしようとしても吐き戻してしまうことが多いので、吐き気が治まったのを見計らって、少しずつ水や経口補水液などで水分補給を行いましょう。
ジュースや乳飲料は再び吐き気を誘発してしまう場合がありますので注意してください。
脱水症状がひどく、経口からの水分補給が難しい場合には、病院で点滴を受けたり、入院が必要となる場合があります。
またノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がないため、病院でも対症療法が行われます。

[sitecard subtitle=合わせて読みたい url=https://note.nijiiro-land.jp/seikatsu-obutsu/]

[afTag id=1205]

[adcode]

タイトルとURLをコピーしました