ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス感染時、嘔吐物や排泄物といった汚物にはウイルスが大量に含まれている可能性が。
「子どもの嘔吐物だから、そんなに気にしなくても大丈夫。」
なんて思ったりしてませんか?
子どもも大人も嘔吐物や排泄物にウイルスが含まれているのは一緒。
今日はウイルスの二次感染を防ぐために正しい汚物処理と洗濯の仕方を教えます。
素早く適切に処理して家族内での感染をしっかり防ぎましょう!
「子どもの嘔吐物だから、そんなに気にしなくても大丈夫。」
なんて思ったりしてませんか?
子どもも大人も嘔吐物や排泄物にウイルスが含まれているのは一緒。
今日はウイルスの二次感染を防ぐために正しい汚物処理と洗濯の仕方を教えます。
素早く適切に処理して家族内での感染をしっかり防ぎましょう!
ウイルス感染時の嘔吐物や排泄物(汚物)の正しい処理って?
ウイルス感染時の汚物処理をついつい素手でやってしまったりしていませんか?
嘔吐物や排泄物には大量のウイルスが含まれている可能性が大。
ではさっそく、正しい汚物処理の方法を見ていきましょう。
ウイルス感染時の汚物処理で準備するもの
- 0.1%(1000ppm)の塩素系漂白剤調製液…ノロウイルスやロタウイルスはアルコールでは除菌できません。
塩素系漂白剤を水で薄めて作ります。
市販されている約5%濃度の塩素系漂白剤を使用した場合は、水1Lに対し塩素系漂白剤20mLを混ぜたものになります。
足りないのが一番困りますので、多めに用意しておくことをおすすめします。
漂白作用があるので、色落ちする物に使用する場合は気を付けましょう。 - マスク…飛び散ったウイルスを吸い込まないようにします。
- ビニール製のガウンかエプロン…用意できない場合は、ゴミ袋の下部に穴をあけ、被るようにして着用します。
- 手袋2組…2枚重ねにして使用しますので2組あるのが好ましいです。
- 靴カバー1組…ない場合はビニール袋を履き、足首を輪ゴムで止めたり、結んだりしても大丈夫です。
- ゴミ袋2枚…汚物を捨てる際に使います。必ず2枚以上用意してください。
すぐに使えるように口を広げて用意しておきましょう。 - キッチンペーパーか捨てても良い綺麗な雑巾…ティッシュペーパーの場合は水に弱く、細かい破片が散らばってしまう可能性があります。
汚物処理に必要な物がセットになっている便利な物もあります。
いざという時のために1セット用意しておくといいかもしれませんね。
ウイルス感染時の汚物処理手順
まずは窓を開けるなど、しっかりと換気できる状態にし、汚物を処理する人以外は、汚物に近づかないようにしておきましょう。
汚物の周りをキッチンペーパーなどで囲い、塩素系漂白剤調製液を汚物と同僚程度かけます。
汚物が散らばってしまわないように、外側から内側に寄せるようにかき集めながら取り除き、ゴミ袋に入れていきます。
汚物の周りをキッチンペーパーなどで囲い、塩素系漂白剤調製液を汚物と同僚程度かけます。
汚物が散らばってしまわないように、外側から内側に寄せるようにかき集めながら取り除き、ゴミ袋に入れていきます。
ここで一度手袋や靴カバーも洗浄します。
塩素系漂白剤調製液に浸したキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取りましょう。
拭き取り終えたキッチンペーパーは回収した汚物と一緒にゴミ袋に入れます。
ゴミ袋に入れた汚物や、拭き取りに使ったキッチンペーパーなどは上からまんべんなく塩素系漂白剤調製液を入れ、しっかりと口をしばります。
もう一枚用意しておいたゴミ袋の中にそのまま入れます。
まだ捨てる物がありますので、2枚目のゴミ袋の口はそのまま開けておいてください。
汚物を取り除いた後の床には塩素系漂白剤調整液を浸したキッチンペーパーを敷き詰めます。
汚物が飛び散った恐れのある壁も同様に塩素系漂白剤調整液を浸したキッチンペーパーを貼りつけます。
床の場合はその上からさらに塩素系漂白剤調整液を注ぐと効果的です。
嘔吐物は半径約2m、高さ約1.6mの範囲に飛び散ると言われています。
そのため広めに除菌するのがオススメです。
10分ほど放置したら、キッチンペーパーを取り除き、先ほどのゴミ袋に捨てます。
新たに塩素系漂白剤調整液を浸したキッチンペーパーで汚物処理後の床や壁を拭き取り、そのあと水拭きをして仕上げます。
汚物が飛び散った恐れのある壁も同様に塩素系漂白剤調整液を浸したキッチンペーパーを貼りつけます。
床の場合はその上からさらに塩素系漂白剤調整液を注ぐと効果的です。
嘔吐物は半径約2m、高さ約1.6mの範囲に飛び散ると言われています。
そのため広めに除菌するのがオススメです。
10分ほど放置したら、キッチンペーパーを取り除き、先ほどのゴミ袋に捨てます。
新たに塩素系漂白剤調整液を浸したキッチンペーパーで汚物処理後の床や壁を拭き取り、そのあと水拭きをして仕上げます。
装着していた靴カバー、マスク、ガウン、手袋の外側を触らないように気を付けながら外し、ゴミ袋に捨てます。
ゴミ袋の口をしっかりと縛り、各自治体の指示に従って処分します。
ゴミ袋の口をしっかりと縛り、各自治体の指示に従って処分します。
汚物処理の後は、必ずしっかりと手洗いうがいをしましょう。
爪の間や手のしわにもウイルスは入り込んでいます。
いつもより入念に行うのが大事です。
爪の間や手のしわにもウイルスは入り込んでいます。
いつもより入念に行うのが大事です。
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汚物が付着した際の正しい洗濯方法は?
ノロウイルスやロタウイルスなどに感染し、嘔吐物や排泄物がついてしまった服やシーツは、他のものと一緒に洗濯してはいけません。
通常の洗剤では、ウイルスが洗い落としきれず、他の衣類にも付着してしまう可能性があります。
かといって廃棄してしまうのはもったいないですよね。
正しい洗濯をすれば、また再び使用することができますので、覚えておくと便利です。
ウイルス感染時の汚物が付着した洗濯で準備するもの
- 0.02%の塩素系漂白剤調製液…ノロウイルスやロタウイルスはアルコールでは除菌できません。
塩素系漂白剤を水で薄めて作ります。
市販されている約5%濃度の塩素系漂白剤を使用した場合は、水1Lに対し塩素系漂白剤4mLを混ぜたものになります。
足りないのが一番困りますので、多めに用意しておくことをおすすめします。
漂白作用があるので、色落ちする物に使用する場合は気を付けましょう。 - マスク…飛び散ったウイルスを吸い込まないようにします。
- ビニール製のガウンかエプロン…用意できない場合は、ゴミ袋の下部に穴をあけ、被るようにして着用します。
- 手袋2組…2枚重ねにして使用しますので2組あるのが好ましいです。
ウイルス感染時の汚物が付着した洗濯手順
汚物が飛び散らないように除去した後、通常の洗剤で静かにもみ洗いします。
その際、飛び散った水を吸い込んでしまったりしないように、必ずマスクを着用して行います。
もみ洗い後、しっかりと水気を切り、用意しておいた0.02%の塩素系漂白剤調製液に10分ほどつけ置きします。
その後、十分にすすぎ、乾燥させます。
洗濯後は、洗濯した場所もしっかりと除菌しましょう。
*すぐに洗えない場合はビニール袋などに入れ、周囲を汚染しないようにしましょう。
あまり放置せず、なるべく早く洗濯するように心掛けてください。
その際、飛び散った水を吸い込んでしまったりしないように、必ずマスクを着用して行います。
もみ洗い後、しっかりと水気を切り、用意しておいた0.02%の塩素系漂白剤調製液に10分ほどつけ置きします。
その後、十分にすすぎ、乾燥させます。
洗濯後は、洗濯した場所もしっかりと除菌しましょう。
*すぐに洗えない場合はビニール袋などに入れ、周囲を汚染しないようにしましょう。
あまり放置せず、なるべく早く洗濯するように心掛けてください。
寝具やソファーなどすぐに洗えない場合は?
汚物を十分に取り除いた後、よく乾燥させます。
スチームアイロンや布団乾燥機などで熱処理するのもオススメです。
ノロウイルスやロタウイルスを除菌するスプレーなどもありますので、合わせて使用するのも◎
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