にじいろランド四日市園
保育士 みちよ先生
「そらまめくんのベッド」は、かわいい野菜、そら豆が主人公のお話です。
他にも「えだまめ、グリーンピース、さやえんどう、ピーナッツ」といろんなお豆が登場します。

えほん担当 にじにゃん
絵もふんわりとしていて、とっても癒される絵本なの。
ご飯でお豆さんが出てくるたびに、そらまめくん達を思い出して、ついついじーっと眺めちゃうようになっちゃったわ♡
内容紹介
そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで、綿のようにやわらかいベッド。
だからだれにも貸してあげません。
ある日、そのだいじなベッドが突然無くなってしまったからさあ大変!
そらまめくんは必死でベッドをさがしますが、どこにもありません。
ところが、やっと見つけたベッドには、うずらがたまごを生んで温めていたのです。
さて、そらまめくんは……。
子どもたちに大人気の愉快なそらまめくんが大活躍する絵本です。
ふわふわ「そらまめくんのベッド」はそらまめくんの宝物
「そらまめくんのベッド」に登場するそらまめくんのふわふわベッド。
他の豆達が「いいなぁ」と羨ましがり、「ベッドでねむらせて」とそらまめくんにお願いするのですが、そのベッドはそらまめくんの宝物。
大のお気に入りなので、そらまめくんは誰にも貸しません。

お気に入りの物って、誰にも渡したくないものね。
アタシも自分の寝床を取られちゃったら「フギャーっ!」ってなるわよ。
いろんなお豆達が「ベッドでねむらせて」とやって来た時の、そらまめくんの断り方がとっても面白くて、勉強になります。
グリーンピースの兄弟には「人数が多すぎる」
さやえんどうさんには「大きすぎるよ」
ピーナッツくんには「自分の硬いベッドがおにあいさ」
どれもとても上手に理由を付けています。
読み手側も「確かにそうね!」とうなずいてしまうほどです。
その反面、月齢の高い子ども達からは「そらまめくん、いじわるだなぁ」「ケチだね」という言葉も出てきます。
子ども達の気持ちを受け止めつつ、「そうだね!でも、それだけ大事な宝物なんだね」とそらまめくんの気持ちに寄り添ったコメントを付け足しながら、読み聞かせを進めていきます。
突然なくなってしまった「そらまめくんのベッド」
そんな大事な「そらまめくんのベッド」がなくなってしまいます。
「あ!ベッドがない!」
このページは声のトーンを変えて、一気にページをめくりながら読み聞かせたいページです。
子ども達もそらまめくんと同じ気持ちになってしまったのか、不安そうな眼差しに変わります。
ベッドを探すそらまめくん。
みんなに「ベッド知らない?」と聞いて回りますが、誰も知りません。
初めは「知らない」「いいきみだ」と言っていた豆達も心配になってきて、そらまめくんに自分たちのベッドを貸してくれます。
でも、やっぱり自分のベッドがいい…。
この場面の読み聞かせでは「ちいさい」「ほそい」「うすい」「かたい」の言葉を残念そうにつぶやいてみると効果バッチリ◎
そういった言葉の認識ができる場面になっています。

「そらまめくんのベッド」では、お豆さん達の殻の様子がとてもよく分かるから勉強にもなるわ♡
みんなで一緒に「そらまめくんのベッド」でスヤスヤ…
自分のベッドを探しに出かけたそらまめくん。
とうとうベッドを見つけます。
ふわふわベッドの上に、うずらが卵を産んでいたのです。
最初はベッドが気になって見張っていたそらまめくんですが、そのうちにベッドよりもうずらの卵の方が気になりだします。
卵が孵る場面では、そらまめくんと一緒に応援する気持ちを持たせてあげられるように読み聞かせしたいですね♪
やっと自分のベッドが見つかったそらまめくんが、自分のベッドにみんなを呼んで一緒に寝る最後の場面は、ほのぼのとして優しい気持ちになれます。
かわいいお豆達がふわふわベッドでねむる最後のページは、子ども達にゆっくり見せながら読み聞かせの余韻を楽しみたいですね☆

うずらさんも最高の場所を見つけたのね♪
アタシもみんなと一緒に眠りたいわぁ…zzz。
保育士 みちよ先生

子ども達が毎日笑顔で楽しそうにおしゃべりしてくれる姿が大好きで、たくさんのパワーをもらっています。
毎朝子ども達が元気な笑顔で一日をスタートできるように、私も笑顔で子ども達と触れ合っていきます。
えほん担当 にじにゃん

アタシはにじいろランドnote園でえほんを担当しているにじにゃん。
お日さまの下でひなたぼっこしながら読む絵本は最高よね。
特に食べ物の絵本は大好き♪
今日のゴハンは何かしら♡なんて思い浮かべながら読むと楽しいの。
一緒にたくさん絵本を読んでいきましょうね☆