せんろはつづく まだつづく
作:竹下文子
絵:鈴木まもる
出版社:金の星社
せんろをどんどんつなげて、列車を走らせよう! 工事中だ。どうする?高いがけだ。どうする? お客さんが来たよ。どうする? さあ、みんななら、どうする?
リズミカルな文と可愛い絵で、親子で一緒に楽しめる絵本。引用元:金の星社公式ページ(https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323013770)
男の子が大好きな乗り物シリーズ「せんろはつづく まだつづく」。
子ども達の乗った列車が線路の上を走ります。
たたたん たたたん れっしゃがはしる
軽やかにリズムの良いフレーズで走る列車。
本編では1回のフレーズですが、読み聞かせの際は子ども達の反応に合わせて繰り返してみても◎。
列車が進んでいくと次のページでは線路が工事中で途切れてしまっています。
子ども達が乗った電車がリズムよく楽しく走る絵本…。
それだけでは終わりません。「せんろはつづく まだつづく」の本当の面白さは…。
途切れてしまった線路の先は…子ども達の反応をチェック
工事中で途切れてしまっている線路。
読み聞かせ中に少し間を置いて「工事中!どうする?」と子ども達の反応を見てみましょう。
年齢の高い子ども達からは「つなげる。」「線路を作る。」などの声が上がることも。
小さな子ども達に読み聞かせる時は「線路ないね。どうしようか?」「線路作ろうか?」といった言葉がけをしながらページをめくっていきましょう。
次々に現れる難題を乗り越えて線路はまだまだ続きます
さあ!ここからが「せんろはつづく まだつづく」の本番!
線路がないならつなげよう!楽しいお話の始まりです♪
子ども達が線路をつなげていきます。
絵本のページいっぱいに列車、線路が続いていくので、読み聞かせの際は単調にならないようにリズムよく次のページへ…。
スイカ畑・アヒルの行列・高い崖・大きな谷…など線路をつなげる先には様々な難題が。
「こんなときはどうする?」と読み聞かせで問いかけながら読み進めていくのも良いですね。
ページをめくる度にどんどん線路が長くなっていきます。
最後まで「次は?次は?」とワクワクさせてくれるお話です。
ペープサートやお歌を使ってさらに楽しもう♪
「せんろはつづく まだつづく」は、乗り物が大好きな男の子だけでなく、線路の先を想像することで女の子もワクワク楽しめる絵本になっています。
ペープサートの列車を作って、絵本の線路上を実際に走らせながら読み聞かせをすると、年齢の小さい子供たちでも最後まで飽きずに楽しむことができますよ♪
「せんろはつづく まだつづく」を読み聞かせする前に「せんろはつづくよどこまでも」のお歌も一緒に紹介して歌うと、また違った楽しみも追加できるのでオススメです。
保育士 みちよ先生

子ども達が毎日笑顔で楽しそうにおしゃべりしてくれる姿が大好きで、たくさんのパワーをもらっています。
毎朝子ども達が元気な笑顔で一日をスタートできるように、私も笑顔で子ども達と触れ合っていきます。