作:木曽秀夫
出版社:ひさかたチャイルド
ジャンル:絵本 24ページ
にじいろランド四日市園
保育士 みちよ先生
動物町で起こるいろいろな事件!
ですが、結局どれも「あーよかった、よかったね」と終わる楽しいお話です。
それぞれのページにとても愉快な仕掛けがしてあって、子ども達はワクワクドキドキです♪

しかも仕掛けまでついてるなんて、楽しいに決まってるじゃない♡
読むのが楽しみだわ♪
みんなで一緒に「あーよかった、よかったね」
まずはうさぎくんが楽しい遠足の準備をしていると、あれあれ?窓の外に黒い雲が…。
ですがページをめくると、そこには牛模様のシャツを着た牛さん!
すると、保育園の子ども達もみんなで一緒に「あーよかった、よかったね」。
こんな調子で「あーよかった、よかったね」という事件が次々に起こります。
その度に小さな子ども達も一緒に楽しんで「あーよかった、よかったね」と読み聞かせに参加できる絵本になっています。

仕掛け以外に楽しめる要素があるってステキ♡
話の内容がまだちょっと分からない小さな子も「あーたーたー」って言ってるだけで楽しそうよ☆
次々に起こる事件に子ども達も興味津々!
虫歯になったカバさん、手紙に切手を貼り忘れたぞうさん。
怖い宇宙船に襲われるぶたくん兄弟、お家の窓ガラスを割ってしまった子犬の坊や。
子ども達にも馴染み深い動物たちが、どんどん事件に巻き込まれていきます。
ページをめくるたびに場面が変わるので「次はどんな事件かな?」「誰が出てくるのかな?」と子ども達に想像させながら読み聞かせをすると、ワクワクドキドキがさらに大きくなってより楽しめます。

動物たちの気持ちになって焦っちゃうから、ほんとに「あーよかった、よかったね」って思うのよ。
切手を貼り忘れたぞうさんの仕掛けが一番人気!
いろいろな仕掛けに子ども達は大喜び!
特に、手紙に切手を貼り忘れたぞうさんの事件は子ども達に大人気です。
真っ黒なポストの中にある、切手の貼ってない手紙を見つけると「これだ!」「どうするの?」「大丈夫、届くよ」と子ども達の反応は様々。
ポストの口から少しだけ見えるぞうさんのお鼻も、子ども達には面白く見えるようです。
郵便屋さんが来てくれて、ポストの扉を開ける仕掛けは、子ども達が毎回前のめりになって覗き込んでくるほどです。
自分が扉の仕掛けを開けたい!と手を出してくる子もいます。

そんなポストを開けられるなんて、テンション上がっちゃうわ♡
育児の中でも「あーよかった、よかったね」
最後は泥棒オオカミを捕まえて「あーよかった、よかったね」。
絵本の最後「動物町の一日は、あーよかった、よかったねで、今日も終わりましたとさ。」と読み終えた後、もう一度「あーよかった、よかったね」と読んで絵本を閉じると、子ども達も一緒に「あーよかった、よかったね」と、なんだかホッとしたと言わんばかりのニコニコ笑顔に♪
「よかった、よかったね」という言葉は、とても心地よい言葉です。
子育ての中では「ダメ」「イヤ」といった言葉を使うことがどうしても多くなります。
読み聞かせで「よかった」を連呼できるのは、保育する側もされる側も共に心地良いことですね。

一緒になって「よかった」って言うと自然と笑顔に♡
これからもたくさん「よかった」が言えるようにしたいわ☆
保育士 みちよ先生

子ども達が毎日笑顔で楽しそうにおしゃべりしてくれる姿が大好きで、たくさんのパワーをもらっています。
毎朝子ども達が元気な笑顔で一日をスタートできるように、私も笑顔で子ども達と触れ合っていきます。
えほん担当 にじにゃん

アタシはにじいろランドnote園でえほんを担当しているにじにゃん。
お日さまの下でひなたぼっこしながら読む絵本は最高よね。
特に食べ物の絵本は大好き♪
今日のゴハンは何かしら♡なんて思い浮かべながら読むと楽しいの。
一緒にたくさん絵本を読んでいきましょうね☆